地球は「寒冷化」へ向かう?

こんばんは、vassal_hiroです。
今日の日経新聞の12面(科学面)に、


地球は当面寒冷化へ向かう見込みが強い


という記事が掲載されいます。




ブログで紹介しようと思い、ネット上で掲載されているか探してみたものの、
Google先生にも無いようです。
1970年代から1998年までは平均気温が上昇していたものの、
それ以降は横ばいないし低下しているようです。
ちなみに、2008年の平均気温は21世紀以降最も低いとのこと。
専門家の見解によると、原因は太平洋の海洋のメカニズムだそうです。


この記事とは別件で、ミランカの博士も知らないニッポンのウラでの寒冷化説や、
リサイクル問題などでだいぶ明らかになったように、


やはり環境問題は胡散臭い


といわざるを得ないのではないかとおもう次第であります。
少なくとも、再度検証される余地があることは否定できないのでは。


環境問題が難しい、複雑な様相を帯びるのは幾つかの理由が絡み合っている
からだと、個人的に考えている次第です。
その理由とは
(1)環境の原因を見積もるメカニズム(モデル)の問題
(2)環境対策の費用対効果の見積もりの問題
(3)環境問題に関する倫理的・道徳的な問題
(4)環境対策の国際政治的・戦略的な問題
が挙げられるのではないでしょうか。(あくまで仮説の段階ですが)


地球の生態系が複雑なため、モデルの構築が正しいのか、
あるいはそこから導き出された処方箋は当初の目的を達成するにふさわしいのか、
そして、仮にモデルや処方箋が否定されるものであっても、環境対策に否定的で
あれば倫理的な面で問題にされることがあるのではないでしょうか。
また、反対にそのモデルや処方箋が正しいとしても、実施するための政治的な
駆け引きは国際会議で必ず存在することも否定できません。
(ちなみに、京都議定書は完全に日本の外交の敗北以外の何物でもありません
 実もふたも無い言い方ですが・・・)


環境問題は複雑ですねぇ〜