吉田茂ってだあれ?

vassal_hiroです。はや、元日から1週間が立とうとしております。1年間はおよそ52週間ですので、52分の1が過ぎ去ったわけであります。こう数値で表されると、時間って大切ですね〜としみじみ実感するわけです。そんな私は時間を浪費してますが…(汗


さて、正月に読んだ本パート2です。

吉田茂 ポピュリズムに背を向けて

吉田茂 ポピュリズムに背を向けて

またまた北康利さんの評伝です。相変わらずいい文章です。
内容はというと、前半部は吉田茂の親の話や幼少期の話です。中盤では戦前の外交官時代の話で、後半が首相になる過程で旧日米安保条約締結で終わります。吉田茂の世論に迎合しない姿勢を某民主党はもっと学ぶべきです。(その前に政治家としての資質に大きく欠けた人物が多いような気がしなくもないです、はい)


北康利さんの本で有名なのは、やはり白洲次郎になるかと思います。

白洲次郎 占領を背負った男

白洲次郎 占領を背負った男

これも痛快な評伝でして、戦後日本の復興にかかわった「影」の人物に光を当ててます。宝塚歌劇団でミュージカル化されているようです(なぜに、と思う方もいるかもしれませんが、白洲次郎以外にも宝塚歌劇団三菱財閥創設者である岩崎弥太郎もミュージカル化してます。岩崎弥太郎、知っている人すくないのではないかと思うしだいではありますが)


ただ、今のところ北康利さんの本で一番印象深いのは福沢諭吉です。

福沢諭吉 国を支えて国を頼らず

福沢諭吉 国を支えて国を頼らず

これはもう私の座右の書のひとつになりかけてます。タイトルもまたいいですね。お勧めです。


ながくなったので今日はこのあたりで。
ではでは。