OODAループの応用例
おはようございます、vassal_hiroです。
今日はなんと言ってもGDPの発表がありますよ。
二、三日前の日経新聞によると、予測ではマイナス10%成長率になるとか。
またデフレですか・・・
日銀と政府ははやく名目成長率を2-3%くらいになるよう施策を打って出てほしいものです。
さて、先日から再び研修課題を少しずつやっておりますが、そこで発見したことがらが
ふと気になったので書きこみます。
「・・・商流と物流のサイクルを回転させるとビジネス活動が完結し、さらに新しい価値を
創るサイクルに入ります。従って、このサイクルを速くまわしていくことが企業の利益を
増大させることになります。このためには、モノとお金の状態を表す情報の流れを早くして、
全体の工程中の人間の意思決定、行動のスピードを上げればよいことになります。・・・」
まさに以前ご紹介したOODAループではないですか。
中村好寿『ビジネスに活かす!最新・米軍式意思決定の技術』(東洋経済新報社、2006年)
- 作者: 中村好寿
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/05
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(前回は省略して掲載していなかったのですが、意思決定のサイクル(OODAループ)の回転速度を
上げるための方策も論じています。面倒だったので掲載していないことや、この本は図書館で
斜め読みしたことが理由であります。ただ、もうじき購入する予定ですので、機会があれば
ご紹介することもあるかもしれません。)
厳密に言えば、OODAループは不確実性を避けられないことから、戦争に勝つための戦略として
意思決定の速度が相対的に速ければ早いほどよい、というものです。
今回の場合は、利益を上げるためにはそのビジネスのサイクルの回転を上げ、より多くの
ビジネスを行なう(?)こと、つまり意思決定を早くしてより多く商売を行なうというものです。
そのため、(軍事)戦略論をビジネスに安易に当てはめることはできないとは思いますが、
参考にする箇所があるのも否定できないのではないでしょうか。
結論として何が言いたいのかというと、やはり戦略論はためになるということです。
(当の本人は戦略に関してまだ勉強不足でありますが・・・)