季節は早いもので

ごぶさてしておりました、vassal_hiroです。一ヶ月くらい更新していない日々が続いておりました。仕事がおもしろいので、こちらの日記はほったらかしにしてしまいました。


さてさて、時は早いもので、もう○年たったようです。なにかというと、某省庁開催のセミナーのことです。とりたてて守秘義務のレベルが極めて高いというわけではないので、伏せる必要はないのですが。俗に言うチャタム・ハウス・ルールでした。(発言内容、議題などは公開しても良いが、発言者を特定できる形では公開してはいけない規則です)


どうやら今年は某大物ゲスト(?)が参加するようです。(たぶん)


今回は、某セミナーに関して少しばかり書いてみようかと思います。グーグル大先生で某セミナーに関することを検索してみたものの、割かし情報が少ないようです。上位に出てきたものは、どちからといえばリベラルな方が告発してやるぜ、的なものでしたのでアレですがw


といわけで、国際関係論でいうところのリアリスト(であろうとしている)私としては、正確な判断材料として情報を提供したいとおもいます。何事も情報は物事を考える上で必要な材料です。規則にのっとり(?)参加者の氏名・地位・肩書等の機密に触れない形でご紹介します。

セミナーの主催は陸自の指揮幕僚課程(いわゆるCGS)で、昔でいうならば陸軍大学校にあたるところです。数年前から外部から民間企業のビジネスマン、大学院生を招いて数日間泊り込みで議論し、与えられたテーマの回答を発表するという形を取ります。朝から晩までグループ討議を行い、夜は自衛官やグループで一緒になったビジネスマンと飲みに行く日々が数日間続きますw。そしてグループ発表の中から優れた発表をおこなったグループは講堂で発表することになります。

私が縁あって参加したときは、「10年後の国際情勢を見据えた上で、日本がとるべき安全保障戦略を構築せよ」というテーマだったような気がします。というよりも、毎年ほぼ同じテーマのようです。


ポリミリ(国際政治のシミュレーションみたいなもの)のような具体的なフェーズを描いていくこととは違い、某セミナーではグループ討議で最初に議論することが特徴的です。というのも、セミナーでは戦略の考え方といいますか、戦略を思考するプロセスについて何よりも先に議論します


つづき(?)はまた次の機会に。



そういえば、ネオリアリズム、ディフェンシヴ・リアリズム、オフェンシヴ・リアリズムが終わり次のネオクラシカル・リアリズムについて解説すると言っておきながら放置しっぱなしでした。近いうちにやりますんで!(見ている人は本当にすくないと思いますが)


では